カンボジアに関して

【カンボジア】プノンペン一人旅の観光・治安・宿情報まとめ【2018】

プノンペン_アイキャッチ

2016年9月から成田空港から直行便が出るようになったカンボジアの首都プノンペン。

イオンモールなどの日系企業も多数進出してきており、国としての経済も徐々に成長しています。

そんなカンボジア王国の首都プノンペンを一人旅で観光する際に役立つ情報をまとめて見ました。まずは目次をご確認いただきご自身の興味のある項目からお読みくださいませ!

プノンペンとは

プノンペン2プノンペンはカンボジア王国(Kingdom of Cambodia)の首都で人口約169万人が生活している政治の経済の中心地です。この街が歴史に登場するのは約15世紀前半で、度重なるタイ(昔はシャム)の侵略を受けて衰退したアンコール王都から撤退し、ここに遷都したことが始まりと言われています。その後、何度も王都は転々とされ、1866年に再びプノンペンに遷都されました。当時カンボジアを保護領としていたフランスによって街は開発され、”インドネシアのオアシス”と讃えられるほど美しい街並みが形成されました。

プノンペン13カンボジアは後のシアヌーク政権時代にフランスからの独立を果たし、プノンペンは商業都市として反映しましたが、平和なときは長く続きませんでした。1975年4月、ポル・ポト軍の入城でプノンペンの全住民は強制的に農村へ追いやられ、首都プノンペンは一時的にゴーストタウンと化しました。さらに続く内戦と社会主義政権の誕生で街は交配し、沈黙を強いられました。

プノンペン232018年現在、再び息を吹き返した王都プノンペンは街のシステムを整備し、外国人向けのホテルや店も急増しています。街中が行き交う人と物の活気でいっぱいです。南国の強烈な飛騨市にも負けないくらい、若いエネルギーに満ちあふれています。

プノンペンへの移動手段・アクセス方法!

飛行機の場合

airplane日本からプノンペン(PNH)へは直行便が出ており、片道あたり約6~7時間です。プノンペンへ向かう直行便は成田空港(NRT)のみ出ています。経由便は台北やバンコクなどで乗り継ぎする場合が多いです。

行き先フライト情報
成田空港発/プノンペン行きNH817 10:50 NRT → 15:10 PNH
プノンペン発/成田空港行きNH818 22:50 PNH → 06:45(翌日) NRT

プノンペンの空港の正式名称は「プノンペン国際空港(Phnom Penh International Airport」でスリーレターコードはPNHです。空港から市内の中心部までは車で約20~30分です。

バスの場合

mekongexpressbus1

プノンペンまでバスで移動するには、ベトナム・ホーチミンから移動するのが最もポピュラーです。所要時間は約6時間程度で、料金は約1,000円~1,500円/片道です。朝の6:00から15:00まで1時間に1本感覚で様々なバス会社運行しています。私のオススメは”メコンエクスプレスバス”です。バスの快適さが違います。

▶メコンエクスプレスバスについての記事はコチラ◀

プノンペンの主要観光地まとめ

王宮

王宮1866年にノロドム王が当時の首都ウドンからプノンペンに遷都した時に気づかれたのがこの王宮です。当初は木造建築でしたが、1919年のしそワット王の代にフランス人建築家によって写真のような再建されました。1991年11月に前国王のシアヌーク殿下が帰還し、現在はシハモニ国王様と王妃様の公務と居住の場となっています。そのため、中にある建物はすべて、特別な式典の時以外は閉鎖されていますが、いくつかは前庭から圧倒的な風格をはなつ外観を望むことが出来ます。

即位殿

そのひとつが広い敷地内のほぼ中央にどっしりと構えた「即位殿」です。仏頭を頂いた高さ約59メートルの尖塔と黄色の屋根が印象的なこのホールでは、戴冠式や国王誕生日などの重要な王室行事が執り行われています。また、数ある建物の中でも最も異彩を放っているのが、「ナポレオン三世の館」と呼ばれる洋館で、ナポレオン三世の妻、ユージ―ヌ王妃からノロドム王への贈り物で、フランスから移築された建物です。

【スポット情報:王宮】

住所:Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh
電話番号:なし
会館時間:8:00 ~ 10:30 / 14:00 ~ 17:00
入場料:10ドル(シルバーパコダも含む)
位置URL:https://goo.gl/maps/8RHwsihFpk22

シルバーパコダ

プノンペンr9王宮の南側に隣接しているのが「シルバーパコダ」です。1892~1902年にかけてノロドム王の治世下で創設され、当時は木材とレンガで造られていましたが、1962年に大理石の支柱とテラスが美しい現在のスタイルに再建されました。シャンデリアのともる内部には縫製機をちりばめた金銀の仏像などが、約1650点の宝物が納められています。また、その床には約20センチメートル四方の銀タイル5329枚が敷き詰められていることが、「シルバーパコダ(銀の寺)」という名前の由来だったりします。

【スポット情報:シルバーパコダ】

住所:Oknha Chhun St. (240), Phnom Penh
電話番号:なし
会館時間:8:00 ~ 10:30 / 14:00 ~ 17:00
入場料:10ドル(王宮も含む)
位置URL:https://goo.gl/maps/ePE2fQ4GAqr

国立博物館

国立博物館プノンペンの国立博物館は王宮の北側に位置し、1920年に開設されました。4つの小さな池をもつ緑豊かな中庭を囲むように回廊があり、その回廊にはカンボジア全土から集められた歴史的価値の高い文化財が多数展示されています。展示物は、先史時代からフランス植民地時代まで、年代別でエリアごとに分かれて並べられていますが、最大の見所は数々の彫像です。9世紀以前のプレ・アンコール期から12世紀後半〜13世紀後半のジャヤヴァルマン7世時代のものまで、クメール芸術の至宝を目の当たりに出来ます。

【スポット情報:国立博物館】

住所:Preah Ang Eng St. (13), Phnom Penh
電話番号:023 217 643
会館時間:8:00 ~ 17:00
入場料:5ドル (+5ドルで英語ガイドを付けられます。)
位置URL:https://goo.gl/maps/4z82kPoFLc12

独立記念塔

独立記念塔1953年11月9日に達成されたフランスからの完全独立を記念して1958年に建造された塔です。祖国のために戦士した兵士龍を祀る慰霊碑でもあり、毎年11月9日の独立記念日にはここで式典が執り行われます。塔の建つ敷地内に入ることは出来ませんが、その尖塔は世界遺産アンコール・ワットを彷彿させます。

【スポット情報:独立記念塔】

住所:Samdach Louis Em St. (282), Phnom Penh
電話番号:なし
会館時間:なし
入場料:なし
位置URL:https://goo.gl/maps/5KiiSh4dYnt

トゥールスレン刑務所

トゥールスレン

1975年4月から約3年8ヶ月に及んだポル・ポト政権下では、カンボジア全土にわたて無謀な社会主義改革を強行されました。その社会主義思想に沿わない人々は「反革命分子(スパイ)」とみなされ、この刑務所まで連行されました。刑務所では尋問という名の拷問によって人々はやってもいない罪をなすりつけられ、”粛清”されていきました。記録上では約2万人が収容されましたが、その中で生き残ったのはわずか7人と言われています。

【スポット情報:トゥールスレン刑務所】

住所:St 113, Phnom Penh 12304(ផ្លូវលេខ ១១៣, រាជធានី​ភ្នំពេញ 12304)
電話番号:023 665 5395
会館時間:8:00~17:00
入場料:ドル5/(+3ドルで日本語音声のオーディオ機械を借りれます。)
位置URL:https://goo.gl/maps/eTBBZhw9Uqo

キリングフィールド

キリングフィールド1「キリングフィールド」はプノンペンの南西約15kmのチュンエク村にあります。ポル・ポト政権時代、トゥールスレン刑務所に収容された人々はココに運ばれて処刑されました。遺体は村の129箇所に埋められ、今なお人骨が見つかることもあります。キリングフィールドの中央には、掘り出された8985柱の遺骨を安置した慰霊碑が立っています。

キリングフィールド2

写真中心の展示物もあり、ポル・ポト政権時代や遺体が掘り出された当時の写真が展示されています。キリングフィールドではオーディオガイド(日本語)を借りて観光することをおすすめします。実際にポル・ポト政権を経験した人々の体験談や元ポル・ポト側の兵士として刑の執行人としての話を聞くことが出来ます。

【スポット情報:キリングフィールド(プノンペン)】

住所:ផ្លូវជើងឯក, Phnom Penh
電話番号:023 305 371
会館時間:8時00分~17時30分
入場料:6ドル(日本語音声のオーディオ機械付き)
位置URL:https://goo.gl/maps/TwnebudmF8u

ワット・プノン

ワットプノンワット・プノンは「丘の寺」という意味で、プノンペン市内で最も歴史ある寺の一つで、「プノンペン」という街の名前の由来になった場所です。その始まりは1372年にペン夫人という人が、お寺を建立したことがきっかけとされています。その後、何度にもわたって再建されていますが、今ある寺は1927年に修復が加えられたものです。丘の東側からナーガの階段を登っていくと、正面に本堂が見られます。内部中央には黄金の仏像がありまう。それを取り巻くようにたくさんの仏像が祀られ、壁面には仏陀の一生が描かれています。

【スポット情報:ワットプノン】

住所:ផ្លូវវត្តភ្នំ, Phnom Penh
電話番号:なし
会館時間:7時00分~18時00分
入場料:1ドル
位置URL:https://goo.gl/maps/PVvAKKXp7LM2

セントラルマーケット

centralmarketプノンペンの中心街、商品が軒を連ねる商業地区の核となっているのが「セントラルマーケット」です。中央にはドーム形の建物、そこから至宝へ棟を伸ばしたユニークな建築で、現地では「プサー・トゥメイ(新市場)」と呼ばれています。創設はシアヌーク政権時代とと歴史ある建造物ですが、2009~2013年の改装工事により、外装・内装ともに一新され、通路も整備されました。お土産物を探すならドームの東側がオススメです。クロマー(カンボジアの伝統布)やTシャツ、民芸品などが多数売られています。値段は交渉次第なので、がんばって値切りを楽しんでみましょう。

【スポット情報:セントラルマーケット】

住所:Central Market, Phnom Penh
電話番号:なし
会館時間:7時00分~18時00分
入場料:なし
位置URL:https://goo.gl/maps/pre6gJFok6z

プノンペンで食べたい名物グルメ!

ロックラック:カンボジア風ステーキ

loklak

カンボジアローカルフードの代表的料理といえば「ロックラック(lok lak)」です。牛肉のサイコロステーキが甘辛い味付けで、玉ねぎと一緒に炒められています。醤油や塩コショウ+ライムなどが備え付けで出てきますが、それがまた食欲を掻き立て、ご飯との相性は抜群です。値段も2ドル~3ドル程度と比較的安く、ボリュームもあるので食べごたえもあります。

クイティウ:あっさりしていて朝食にぴったりな米麺

クイティウ屋台や食堂などでよく食べられるカンボジアのローカル麺料理と言えば「クイティウ(Kuy Teav)」です。スープは店舗によって若干異なりますが、殆どが豚骨ベースでさっぱりとした塩系で薄い味が特徴的です。ライムを絞ったり、味噌ベースのタレを入れて味を整えます。辛いのが好きな方は唐辛子やチリソースを入れてみるのもオススメです。肝心の麺は米粉から作られており、春雨のようですが、若干のモチモチした食感がたまりません。具材はお店によって異なりますが、ひき肉や肉団子、モツ肉などの他、大根や人参などの野菜が入っています。値段は1ドル~2.5ドル程度で、カンボジアでは代表的な朝食の一つです。

バイサイチュルーク:カンボジア番の豚肉丼

バイサイチュルークしっかりと甘めに味付けされた豚肉と、ふっくらご飯との相性が絶妙な「バイサイチュルーク」はカンボジア番豚肉丼とも呼べる1品です。シンプルながらも飽きの来ない味付けは絶妙で、カンボジア人だけでなく外国人観光客の人気も高いです。値段も1.25ドル~2.5ドル程度と一人旅のお財布には優しく、カンボジア滞在中はリピートされる人も多いです。

クロラン:カンボジアで親しまれる甘〜い”おこわ”

クロラン主食というよりはおやつ的な位置づけになりますが、「クロラン」と呼ばれるおこわ料理も是非一度食べてみてほしい一品です。もち米や小豆を竹の筒にいれて、ココナッツミルクと一緒に炭火を使って蒸した料理なのですが、主食でいけるくらい美味しいです。竹をバナナの皮のように剥いてから食べます。値段はサイズによってまちまちですが、0.5ドル~1ドル程度で、安いので物足りないなら2個まとめて買ってしまいましょう。

プノンペンを一人旅で観光する時の注意点

プノンペンの治安情報

police

プノンペンはカンボジアの中でも、治安はあまり良くないと言われています。主に多いのは「ひったくり」や「スリ」などの軽犯罪ですが、稀に銃を使ったような強盗事件も発生しています。

特に「ひったくり」は外国人がターゲットなだけでなく、カンボジア人も狙われた事件が発生しています。最も多いひったくりの犯行パターンは、歩道を歩いている際に二人乗りのバイクが近づいてきて、あっという間にカバンなどを盗んでいくという手口です。

しかし、トゥクトゥクなどに乗って移動しているときにも、無理やり荷物をひっぱていくような手口もあるので、プノンペンで移動する際は十分に用心しましょう。人が多いような白昼堂々はもちろん、夜中は特に緊急の用事でも無い限り出歩かないほうが無難です。

ひったくり被害に遭わないための7つのコツ

  1. バックはリュックにするか必ずたすき掛けにする。
  2. 現金は必要以上に持たない。
  3. スマホや貴重品は歩いている時、トゥクトゥクに乗っている時には極力使わない。
  4. スマホやカメラで写真を撮る時は周囲に気をつける。撮った後はすぐにしまう。
  5. トゥクトゥクに乗っている時はバックから手を話さない。
  6. トゥクトゥクはホテルやレストランの人に呼んでもらい、なるべく信用できそうな人に頼む。
  7. ホテルやレストラン、カフェなどでも貴重品は机に置かない。

プノンペンの物価情報(表付き)

項目名金額の相場
屋台での食事1ドル 〜 2ドル程度
トゥクトゥクなどの移動費1kmあたり1ドル ~1.5ドル 程度
飲み物などペットボトルの水やジュース(500ml):0.25ドル 〜 0.5ドル程度
クリーニング代1kgあたり1ドル ~ 2ドル 程度

食事代に関しては屋台などで済ませれば1ドル~2ドル程度で1食が食べられるので、安いほうだと思われます。ただし、トゥクトゥクなどの移動費は何度も使うと高くつくので、なるべく徒歩で移動するかもしくは「Grab」や「PassApp」などのアプリを使ったほうが良いかもしれません。

プノンペンの通信環境

app

カンボジア人もスマートフォンを持つ人が増えはじめているため、プノンペンでは、ホテルをはじめ、WiFi接続が可能なカフェやレストランがローカルレベルでも存在します。一部のコンビニにはWiFiが使える上に、フードコートが設けられているため、ちょっとインターネットが使いたい時にも便利です。大抵はパスワードがかけられているので、店員さんにパスワードを確認してから使うようにしましょう。速度は日本に比べるとかなり遅く感じますが、サイトを閲覧したり、LINEなどのアプリを使う分には十分です。

プノンペンのゲストハウス&安宿事情

hostel

プノンペンの主要宿泊エリアはココ!

プノンペン宿泊エリア

プノンペンには主要な宿泊エリアが2つあります。それぞれのエリアごとに特徴が分かれているので、自分の都合に合わせたエリアに宿泊しましょう。

治安は悪いが宿は安い「プノンペン リバーサイドエリア」

一昔前のローカルなプノンペンを味わいたい、現地の人々との交流を楽しみたいならリバーサイドエリアがオススメです。安いゲストハウスやミニホテルなどが多く、都市間移動のバスが手配できる旅行会社も多いので、安く一人旅を満喫したい場合はオススメです。また、王宮やシルバーパコダ、国立博物館などの主要観光地に近く、徒歩での観光が可能です。

ただし、スリやひったくりなどの軽犯罪がよく起こるエリアなので、夜の外出は控えましょう。

▼オススメの宿はコチラ▼

onestophostelワン ストップ ホステル プノンペン (One Stop Hostel Phnom Penh) agoda

治安もよくアクセスが良い「プノンペン ボンケンコンエリア」

プノンペンの中でも海外企業が多数入ってきている高級エリアで、コンドミニアムやレストラン、カフェなどが多数オープンしており、夜でも比較的安全に外出することが出来ます。安全なスパやエステなどもあるので、一人旅で疲れたときはリラックス目的で訪れるのもオススメです。

▼オススメの宿はコチラ▼

フェリス ホステル カフェ&バー (Feliz Hostel Cafe & Bar) agoda

プノンペン一人旅情報まとめ

今回はプノンペンを一人旅するにあたって役立つ情報をまとめさせていただきました。

内戦によってすべてを失った歴史から、カンボジアの中では最も都市化が進んでいるプノンペンは大きなビルが建ち並びながらも、どこかローカルさを感じさせてくれるいい街です。

治安にだけはしっかりと気をつけて、ぜひとも一人旅を満喫しちゃいましょう!

ABOUT ME
あたぱえ秀丸
大学卒業後、そのまま東南アジアの現地旅行会社で働き出した28歳です。元バックパッカーとしての経験と、在住歴5年の知識を活かして東南アジアを一人旅する人向けに役立つ情報を発信していきます。